抗真菌薬の種類や効果

女性の脚

抗真菌薬というものが存在しますが、真菌はカビのことです。
木材や、湿気の多いバスやトイレといったところにカビがよく発生しますが、そのようなカビとは違って、人体に発生するカビに対し、対処するのが抗真菌薬の役目です。

人体に関わるカビの中で、悪影響を及ぼすものとして、白癬菌、カンジダ菌、癜風菌などがあります。
白癬菌は水虫の原因になる菌です。
カンジダ菌は女性の性器でよく発症する菌になります。
癜風菌は病気としてはあまり知られていませんが、菌の存在としては割と一般的です。
皮膚の色素が白くなる白斑は、この菌が誘発することがあります。

抗真菌薬の種類は、7つです。
一番薬品が豊富に揃っているのが、イミダゾールと呼ばれるアゾール系の成分です。
イミダゾールは、白癬菌、カンジダ菌、癜風菌の3つの菌全てに効果があります。
外用薬として使う時には、薬品によって違いがあり、一日1回だけ、もしくは2回以上患部に塗布します。
外用薬ばかりですが、中には内服薬も存在します。

チオカルバミン酸は、3種類の菌全てに効く薬品は1種類のみで、残りは白癬菌のみか、白癬菌と癜風菌に効く薬品があります。

N-ヒドロキシピドン酸とアリルアミン、モルホリンやベンジルアミンは、それぞれ1種類の薬品が存在します。
白癬菌、カンジダ菌、癜風菌の全てに効く薬品に該当するのは、アリルアミンとモルホリンのみになります。
残りはいずれか2種類の菌にだけ威力を発揮してくれます。

最後の7つめが、抗生物質系の抗真菌薬です。
2種類の薬品が存在し、それぞれ白癬菌、もしくはカンジダ菌のみに作用するようになっています。
抗生物質系の抗真菌薬の場合、癜風菌に効果のある薬品が存在しません。